金属加工を一通り体験。
●現在の仕事内容を教えてください。
藤枝工場で削りや穴あけを行う工作機械、マシニングセンタを主に担当しています。入社当初は機械操作を覚える意味もあり、いろいろやりましたね。ボール盤を扱い素材の穴開け。ねじを切るタップ加工。素材の角を落とす面取りや、加工した際にできるとげのような突起物「バリ」を除去するバリ取り。さらにフライス盤を使った金属切断など、加工の一通りを経験しました。一言で金属と言っても、硬かったり柔らかかったり、性質がまったく違うんですよ。そのために条件や刃物を変えつつ、ベストな作業方法を選択しています。特に、切削加工しにくい金属に対峙する難削加工をやり遂げたときの達成感は格別ですね。慎重かつ繊細に作業を完了できたという実績は、そのまま自信にも繋がります。より一層技術を磨いて、加工できる製品の幅を広げていくことが今後の目標です。